【Netflixで配信中】
作品概要
コメント&評価
「え、ゆりやんがダンプ松本!?」と最初は誰もが驚いたはず。
でも、Netflixシリーズ『極悪女王』は、その予想を遥かに超える本気と狂気で、多くの視聴者を熱狂させています。
80年代の女子プロレス界を席巻した“最恐ヒール”ダンプ松本さんの知られざる半生が、ゆりやんの体当たりの演技で鮮やかに蘇るんです。
この作品の魅力は、単なるプロレスドラマに留まらない、リアルな人間ドラマにあります。
ダンプ松本さんご本人も、ゆりやんさんの演技について「本当に素晴らしいの。上手なのよ。」と絶賛しています。
特に竹刀の使い方については「遠慮しないというのが難しくて。でも、試合シーンの撮影ではエキストラさんもヒートアップして、全力で物を投げてくるんですよ。
気づけば“ふざけんな!”って、自然に暴れてた(笑)。」と、その迫真の演技を裏付けるエピソードを明かしています。
ダンプ松本さんは、この作品を通じて「今、命懸けてるって、自信を持って言える期間でした。」「自分の殻を破ってくれた」と、ゆりやんさんの役作りへの覚悟と、それが自身に与えた影響についても語っています。また、長与千種さんとの関係についても「今、思うこと 同期で良かった」と、40年以上の時を経ての深い絆を感じさせるコメントも。
このドラマは、プロレスの迫力だけでなく、「何者でもなかった少女たちが、なぜ“極悪”になったのか」という心の葛藤や、夢を追いかける姿、そして友情や裏切りといった人間模様が深く描かれています。
白石和彌総監督が手掛ける、人間の心の奥底にある感情の描写も秀逸で、観る人自身の経験と重なり、深い共感を呼びます。
単なるスポーツドラマではなく、1980年代の日本社会や女性の生き方、エンターテインメントの裏側など、多層的なテーマを含んだ本作は、まさに“戦う少女の物語”。
観終わった後には、きっとあなたも「私も頑張ろう!」と、力強い勇気をもらえるはずです。
この作品が描く「昔の話」は、今の若い世代にも、夢を追いかけること、困難に立ち向かうこと、そして自分らしく生きることの大切さを伝えています。
グッとくる素敵なお話ですよ。。。
主な評価(参考):
- Filmarks: 4.0/5.0(執筆時点の評価)
- 視聴者評価・映画評論家の声::
- 「まさに〝戦う少女の物語〟そのもの」
- 「プロレスというジャンルの魔力を表現している」
- 「キャストの本気度がすごい」
- 「80年代の女子プロレス黄金期を再現した迫力ある試合シーン」
- 「ドラマチックなストーリー展開による感動と興奮」
- 「プロレスを知らない人でもハマる」
極悪女王は配信開始前から大きな話題を呼び、渋谷の街を大規模な看板広告がジャックするなど、その宣伝戦略も注目を集めました。
また、そのリアルな描写とキャストの熱演、そして骨太な人間ドラマが、多くの視聴者から絶賛されています。
『極悪女王』とは?
Netflixシリーズ『極悪女王』は、2024年9月19日よりNetflixで世界独占配信された日本のオリジナルドラマです。1980年代の女子プロレス界を席巻し、“最恐ヒール”として一世を風靡したダンプ松本さんの知られざる半生を、企画・プロデュース・脚本の鈴木おさむと、総監督の白石和彌(『孤狼の血』など)という強力タッグで描いています。
主人公のダンプ松本役をゆりやんレトリィバァが務め、ライバルであるクラッシュ・ギャルズの長与千種役を唐田えりか、ライオネス飛鳥役を剛力彩芽が演じています。単なるプロレスの試合描写に留まらず、何者でもなかった少女たちがプロレスの世界で自己を確立していく過程、友情、裏切り、そして時代との格闘を描いた、骨太なヒューマンドラマとしても高い評価を受けています。キャスト陣の徹底した役作りと、プロレス監修を務めた長与千種によるリアルな指導も話題となりました。
あらすじ(ネタバレなし)
1980年代。プロレスラーになることを夢見る少女・松本香(ゆりやんレトリィバァ)は、厳しい現実や家庭環境に苦悩していた。
父親からの抑圧、会社での不遇な扱い…。
自分の居場所を見失いかけていた彼女は、全日本女子プロレスの門を叩く。
しかし、そこは想像を絶する過酷な練習と、同期との熾烈な競争が待ち受ける世界だった。
同期の長与千種(唐田えりか)やライオネス飛鳥(剛力彩芽)が次々と頭角を現す中、落ちこぼれとして苦悩する香。
しかし、ある出来事をきっかけに、彼女の内に秘められた「怒り」と「悲しみ」が爆発する。
黒いメイクと凶器を手に、リングネームを“ダンプ松本”と改めた香は、日本中から嫌われることを恐れない“最恐ヒール”へと変貌していく。
そして、女子プロレス史に語り継がれる、クラッシュ・ギャルズとの伝説の抗争が幕を開ける――。
🌟 見どころポイント
- ゆりやんレトリィバァの体当たりの演技: ダンプ松本になりきるための肉体改造と、魂のこもった演技は圧巻。
- 80年代女子プロレスの熱狂を再現:: 当時の熱気と興奮、そしてリング上の迫力ある試合シーンがリアルに描かれる。
- 「クラッシュ・ギャルズ」との伝説の抗争:: 長与千種とライオネス飛鳥を演じる唐田えりか、剛力彩芽との化学反応に注目。
- リアルな人間ドラマ:: 少女たちがプロレスの世界で成長し、葛藤し、生き様をぶつけ合う姿に感動。
- 白石和彌総監督が描く「人間の闇」:: 成功の裏にある妬みや嫉妬、そして人間の本質が深く掘り下げられる。
🎯 こんな人にピッタリ!
- プロレスファン、特に女子プロレスの歴史に興味がある方: 80年代の黄金期をリアルに体験したい方。
- 熱いヒューマンドラマが好き:: 困難を乗り越え、自分を表現していく主人公の姿に感動したい方。
- ゆりやんレトリィバァの新たな一面を見たい方:: コメディアンとしてのイメージを覆す、女優としての真骨頂を堪能したい方。
- 80年代の日本文化や社会に興味がある方:: 昭和の熱狂的な時代背景も楽しめる。
- Netflixのオリジナル作品をチェックしたい方:: 日本発の骨太なドラマシリーズに期待する方。